先日、ウチのPowerBookのHDDを交換したのですが、そもそもなんでそんなことを急にやりだしたかというと・・・
先週の音響の現場であり得ない事故が起こったからです。
HDD完全沈黙!!
いや、沈黙というより妙な「カチ、カチ…」という異音を出すばかりで、一向にOSを読み込んでくれません。
本番まであと90分と迫った中、立ち上がらないPCを手に、呆然と・・・してられませんっ!なんとかしないとっ!バックアップのCDはあります。音のデータもUSBメモリで外部保存してるので、一応取り出すことができます。しかし、CDデッキは1台しかないっ!SEもあるしクロスする部分もあるから1台じゃ無理!そこで・・・
この公演は、ある学院の1Fにある持ち劇場で行っていたのですが、2Fには学院のiMacが…!
主宰にお願いして貸してもらい、速攻セッティングしてメモリのデータを再生できるように準備。といっても専用のソフトは無いため、Quicktimeでファイルを開いて一個一個操作する非常に面倒なことに・・・
もう客入れが始まっている中、1曲1曲準備をし、最低限の準備を済ませて本番に突入。いつもと違う手順で操作をしなきゃいけない、しかもぶっつけで・・・もう、生きた心地がしません。久々に逃げ出していくらいのプレッシャーでした。
実際、エフェクトが必要な部分や音がたくさん重なるところは対応できなかったのですが、なんとか本番を乗り切り・・・
大急ぎでHDDを買ってきて、その晩必死に修理した次第です。
PCで本番オペをすることの恐ろしさを改めて痛感しました・・・
これからはOSも外付けに準備するか、PC2台持って行かないと不安になりそうです。
うし。