「USBフラッシュメモリ」
わずか1、2年でどんどん価格が下がり、以前は10万円以上だった16GBのものでも、今では2〜3,000円で手に入ってしまいます。
データの転送速度も(最速で)20〜30MB(メガバイト)と、数年前のUSBメモリのようなストレスもまったくありません。
しかし、この手軽さの反面、メモリの寿命が最近問題だなと思い始めました。
音響の仕事で、劇団ごとにUSBメモリを分けてデータを入れて持ち歩いているのですが、1年半くらい前に買ったUSBメモリが、もうほとんど使えない状態です。もともと、寿命が短いことは知っていたので、公演が終わればHDDにデータを移し替えているのですが、使い始めて半年〜1年ぐらいで徐々に転送速度が不安定で遅くなり始め、今ではマウントするのがやっとの状態にまでなってしまいました。
これはメモリ部分の問題なのか、ハードの問題なのかよくわかりませんが、ウチにある2メーカー、計3個のメモリとも同じ症状で、買った順番に不具合が出ているので、普通に寿命が来ているものと思われます。
よくwindows用のreadyboost仕様のものを見かけますが、正直USBメモリでこれをやるのは結構リスクが高いと思われます。大切なデータを扱うなら、やはりHDDの方がまだまだ安心できるようです。
USBメモリは消耗品として考えていた方がよさそうです。
うし。